フレンチレストランの選び方(大阪編)

フレンチのシェフが考えるフレンチレストランの選び方(大阪編)

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最近、何かと景気が悪いとか言われてますが、25年ぐらい前に比べると大阪のフレンチは確実に増えております。

しかも質が高い。流通事情が良くなった、インターネットの普及で国産の良い材料が手に入りやすくなった、昔に比べると安く新規出店する方法も多くなり、独立のハードルが下がったのも原因かと思います。

今回はそんなフレンチを利用するにあたっていつくか役立つアドバイスを紹介します。

一般的に、フレンチレストランを選ぶポイントは?

※(必要のない方は飛ばして読み進めてください)

1、まず予算を決める

普段の外食や飲みに比べて費用は掛かると思っておいたほうがよいでしょう。なので一人いくら位ときめておくほうがお店を選びやすいです。出きれば、フード¥5000- ワイン¥3000-とか。

2、人数や利用目的を明確にする

同伴者は誰なのか、夫婦、カップルの記念日、子供の何かのお祝い等利用目的を明確にする。

3、どんな料理を食べたいか?

結構重要なポイントで、何を食べたいのかをはっきりする。

なぜかというと、同じフレンチレストランでも各々得意分野を売りにしているとこも多く、例えば、「和牛ステーキが食べたい」、「天然のお魚料理が好き」「野菜がたっぷり食べたい」を明確にすることによって、お店選びがスムーズにいくと思います。

フレンチシェフが考える良いフレンチを選ぶときのチェックポイントは?

フレンチのシェフならではのチェックするポイントを紹介してみますね。

1、ホームページでワイン1本あたりの価格を見る

よくあるのが仕入れの2.5~3倍の値付け。判断しにくいですがHPのワインリストから一つ抜き出し、ワインショップなどに問い合わせて、2倍以下ならまずまず、2.5~3倍なら高めの値段設定、それ以上ならもっとかも?

2、どれくらい仕入れ元を(素材を)公開しているか

値段の高い安い、量の多い少ない、おいしいおいしくないには必ず理由があります。きちんと公開してくれていればお店選びの判断材料にしやすくなります。

3、ホテルか町場のレストランか

好みもありますが、ホテルに比べて町場のレストランのほうが経営にかかる経費が低い分料理のグレードが高い場合が多い。

ここで簡単に大阪フレンチの歴史を一つ

昭和7年に開業した新大阪ホテル(現リーガロイヤルホテル)出身の料理人が西洋料理を身に着け、本場フランスやその他ヨーロッパにわたって、高度な技術を身に着け帰国し、高度経済成長や万国博覧会などの背景もあり、一気に需要が広まりました。

今でこそ一人3万、4万が当たり前の高級フレンチも多いですが、ホテルから町場にお店を構えるシェフも多くいて、1万5千円から2万円くらいで十分高級フレンチを堪能できる時代でした。

今は、そうゆうお店で修業したシェフの元で、料理を勉強した30代のシェフが多く活躍され、値段以上の価値を味わえるお店が数多くあります。

人気店だったお店は?

大阪のフレンチで特に有名だったフランス料理店を3件ご紹介します。

・ビストロヴァンサンク 心斎橋店

新大阪ホテル(現リーガロイヤルホテル)出身の原シェフが総料理長のお店。アジアやエスニックな素材をいち早く取り入れた、新しいタイプのフレンチの旗手的な存在、大阪、関西のフレンチの会「一日の会」初代会長。 (僕もこの店でフランス料理を始めました)

・神戸 ジャンムーラン

当時、神戸で超有名店といえば誰しもが口をそろえて「ジャンムーラン」といったぐらい。古典料理書に出てくる伝統的なフレンチを、新鮮な素材、特に魚料理は東京でも話題になるほどの逸品。

・全日空ホテル ローズルーム

店名にもなっているバラの装飾が、店内いたるところに施されたゴージャスな空間。こちらも正統派フレンチを提供され多くの著名人などに愛されたお店です。

ご紹介した3件は、現在閉店しておりますが、大阪のフレンチを紹介するうえで最も重要な位置にあるお店です。

ここから多くのシェフが巣立ち、現在の大阪フレンチの体をなしていると思います。少し検索すればいろいろ出てくると思いますので、是非お勧めします。

まとめ

本日は、大阪でフレンチを選ぶにあたって役立つポイントと、かつて人気店だった大阪のフランス料理店を紹介しました。

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